9月~10月に観た映画の感想まとめ

ものっすごく久々の更新となりました。
実は先週出産で里帰りしまして・・・まだ産まれる前の今、非常に暇な状態です。夏まで育休取るので、人生でこんなに休むことってないと思います。小学校、いや幼稚園ですら一応平日は毎日行ってたわけですし、大学だって夏休み・春休みが長いとはいえ2ヵ月程度。しかもバイトしてたし。
産まれたら忙しくなると思いますが(特に私の住んでいる区は保育園激戦区なので、入園が決まるまでは、ゆったり育休~☆というわけにもいかなさそうです)、今は実家で犬と遊びながらゴロゴロしているだけで、暇です。地方都市なので、映画も大作系以外は来るの遅いし、来ないものも多いし。

振り返ってみると、妊娠してからもそこそこ頑張って映画を観に行った・・・つもりでしたが、やっぱり本数は激減してました。でも、できるだけ端の席をゲットしたりしてそこそこ頑張ったんです。『セッション』観た頃なんてつわりで常に白目だったのによく映画観られたなぁ。帰りになぜか意地ではなまるうどんを食べて吐きそうになりながら帰ったなぁ。

つわりが終わってからは体調的には良くなったものの、せっかくの安定期は猛暑と重なり、「すぐ疲れる病」になったのでハシゴなんかはやっぱり無理でした。しかも、「殺傷シーンのあるものは観たくない」という、実に母性あふれる感覚に襲われたため、無意識に観るものも絞られました。

何が言いたいかというと、つまり「マッドマックス?観てねーよ!」ってことです。TwitterなんかでもTL上はマッドマックス祭りになってましたが、どうっっしても観る気になれず、「いいのよもうアタシ今年のベスト10とか出す気ないから。資格ないしね、マッドマックス観てないし」と自嘲気味になることで自分を慰めました。でも『ジュラシック・ワールド』は観ましたけどね。人がたくさん死んだけどめちゃくちゃ面白かった。

前置きが長くなりましたが、要するにヒマなので、産休入る前になんとか頑張って東京で観た映画の感想をまとめて書きたいと思います。
★=1、☆=0.5

Asassin
『黒衣の刺客』/ホウ・シャオシェン/台湾・中国・香港・フランス/2015 ★★★☆(2015.9.13 新宿ピカデリー)
この映画の感想を私なんかが書く資格ないです。素晴らしい映画です。揺れる布の隙間から幻のように佇む女の存在の危うさ、雪景色、完璧な構図。すべてが映画的で、ため息が出るほどです。が、寝ました。この映画を寝ずに観るのは至難の業ではないでしょうか。普通の人なら。

AGIRLWALKSHOME
『ザ・ヴァンパイア~残酷な牙を持つ少女』/アナ・リリ・アミルプール/アメリカ/2014 ★★★☆(2015.9.20 シネマカリテ)
洒落た映画でした。白黒だし、ちょっとジャームッシュっぽくもあって、音楽も80’sで、とにかく洒落てました。監督がイラン系アメリカ人ということで、映画で使われているのもペルシャ語だったようですが、やっぱりイラン映画とは違うんだなー、と思いました。なんていうか、やっぱりアメリカで作っているので、ドラッグでトリップした場面があったりと制約がないし、そのぶんちょっとふわっとアートアートしちゃったかなー、という感じです。まぁでもそこそこ面白かったですが。

kishibenotabi
『岸辺の旅』/黒沢清/日本/2015 ★★★☆(2015.10.4 テアトル新宿)
これはかなり評判が良くて、「黒沢清の最高傑作」と言ってる人もいますね。私は・・・黒沢清映画を全部観たわけではないのですが、『トウキョウソナタ』ぐらいの感じでした。いたるところに黒沢印が満載で、でも全体に優しい映画だとは思ったのですが、なんか私は黒沢清なら『ドッペルゲンガー』みたいな感じのほうが好きみたいです。要するにエンターテイメント性があるほうが好きなのかもしれません。でもこの映画、深津絵里は美しすぎたし、蒼井優は素晴らしかったです。

bakuman
『バクマン。』/大根仁/日本/2015 ★★★★★(2015.10.11 新宿ピカデリー)
いや~これは最高に面白かった!原作は読んでませんが、冒頭ジャンプの歴史を勢いよく紹介するところから引き込まれるし、漫画を映像の中でどう表現するかという点において、エンターテイメントとしてすごく成功してると思いました。エネルギーがあるし、躍動感があるし、とにかく面白い。佐藤健君(クン付けするあたりがババア)てイケメンなのにイケメン的でない役もこなして、とっても好感度高いですね(上から目線がババア)。小松菜奈ちゃんは妖精のようで、二次元の存在かのように現実感がなかったけど、あれはあれで良いんだと思います。小松菜奈ちゃんの演技がうまいのか下手なのか、(30歳なのに18歳を記念して出版された小松菜奈ちゃんの写真集を予約の上購入し、美容院で写真を見せて同じ髪型にした)私にはわかりません。ストーリーはかなりトントン拍子で、ラストがあんな感じだったとはいえかなりの成功者の話であることは間違いないと思います。それに二人で組んで何かを作るって、もっともっと衝突したりするはずだと思うんですが、この二人は基本的にはずっとうまくいってます。でもいいんです、熱いものを観ることができたので。エンドロールには心の中で拍手喝采です!

以上、9月と10月、全然たいして映画観てなかった!
明日は『マイ・インターン』観る予定です。感想書けたら良いなと思います。

今、東京国際映画祭の真っ最中ですね。あ~、去年の今頃は平日仕事終わってから通ったりして忙しくも楽しかったなぁ・・・。ちなみに去年『ゼロ地帯の子供たち』で上映された素晴らしい傑作イラン映画が今『ボーダレス ぼくの船の国境線』というタイトルで公開されているので、超絶にオススメします。

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9月~10月に観た映画の感想まとめ」への2件のフィードバック

  1. くつしたさん、こんにちは。
    体調不良は妊娠だったんですね、おめでとうございます!映画をあまり観れないのは…しょうがないですよね。
    バクマン。のエンドロールは私もニヤニヤしてしまいました^^ センスいいなーって!
    「ゼロ地帯の子供たち」はどうしようかなーと思ってたので、くつしたさんのお勧めなら観に行ってみます。
    そして「マイ・インターン」は王道、というか先の読めちゃうストーリーなのにあきることなく楽しめて面白かったので、逆になんでだろう??って(笑)くつしたさんの感想をぜひ聞かせてください。
    無理せずに日々を過ごして下さいね。

    • YUMIさま
      こんなに期間が空いたのに、また読んで下さって、コメントも下さってありがとうございます!
      そうなんです、やっぱり疲れやすくて、観る本数が激減してしまいました…。産まれたらもっと難しくなりますよね。残念ですがこればかりは仕方がない…。
      『マイ・インターン』いま観てきました!確かに先が読めるし、デニーロの役が欠点なさ過ぎなんですが、面白かったです!こういう映画は安心して観られて良いですよね。
      『ボーダレス』本当に良い映画でした!映画祭でも絶賛されていたので、間違いないと思います!ああいう地味ながらも良い作品にはヒットして欲しいです。ぜひぜひご覧になってください!私も東京にいるうちにもう一度観たかったのですが、行けず仕舞いで…。その分、映画好きの友人などには広めようと思っています。反応してくださってありがとうございます!

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