【日本映画編】2014年公開映画ベストテン

今年もこの季節がやってきました。ベストテンを考える作業って楽しいから好きです。外国映画はまだ観残してるものがあるので、とりあえず日本映画編。正直、外国映画と比べると観てる本数も少なく、厳選とまでいかない感じなのですが、でも今年もキネ旬のベストテン投票ハガキを出すので、それに合わせて分けて考えてみました。◆マークが付いているものは、記事を書いた映画です。

 

10. 寄生獣(監督:山崎貴)
kiseiju
もっと上のほうでもいいくらい面白かったのですが、完結していないのでなんとなく10位です。コミカルながら色々な切り口から語ることが出来そうで、良質なSFだと思いました。あとこの映画を観て初めて「浅野忠信ってオチョボ口なんだな」と気付きました。続編も楽しみです。

 

9.劇場版テレクラキャノンボール2013(監督:カンパニー松尾)
cannonball2013
とりあえず、「凄い世界があるもんだなぁ」と思ったのと、未だかつてないほどの下品映画への挑戦に爆笑しました。しかし帰りの電車の中で、被写体となった女性陣を思って急にやりきれない気持ちになったりして(誰も他人事だとは言い切れないんじゃ・・・とか考え始めると)、なんか大変なものを観てしまったと思いました。下手な社会派ドキュメンタリーよりもよっぽど底辺を捉えてました。でも面白かった。しかしラスト近くに出てきた少女は余計。ああいう奴、苦手。
 

8.渇き。(監督:中島哲也)◆
kawaki
これまでどんなに高評価でも全く好きになれなかった中島哲也作品ですが、この『渇き。』は初めて面白いと思える映画でした。時間軸はちょっとわかりづらかったけど、職人技のカット割に気持ち良く乗れました。何より小松菜奈ちゃんが可愛すぎる。小松菜奈ちゃんが可愛すぎる。小松菜奈ちゃんが可愛すぎる。

 

7.紙の月(監督:吉田大八)
kaminotsuki
小林聡美と宮沢りえのバトルシーンが白眉でした。小林聡美やっぱり最高!北欧で食堂やったり全員めがねかけてたりする映画に出てるときよりずっといいです。そういやドラマ10でもこの『紙の月』を原田知世主演でやってたんですよね。そのドラマ10は、少し前まで『さよなら私』というのをやってました。「さよなら私」とは、小林聡美が『転校生』で叫んでいたセリフなわけで・・・妙につながっていることに気付きました。どうでもいいか。

 

6.思い出のマーニー(監督:米林宏昌)◆
When_Marnie_Was_There
宮崎駿とはまた全然違うけど、これはこれで真っ直ぐで、すごく好きでした。メイも登場したし、タイタニックにも乗ったし、クイーンメリーも飲んだし。映画とは関係ないけど、あのハロウィンが混ざったような七夕の風習は、函館に住んでたときに実際私もやってたのでちょっと嬉しかった。

 

5.白ゆき姫殺人事件(監督:中村義洋)◆
shirayukihimesatsujinjiken
同じ綾野剛出演作では断然『そこのみにて光輝く』のほうが高評価ですが、私はこちらのほうが好きです。『そこのみにて~』は不幸不幸してるところがどうも古臭いというか絵空事というか、そんな感じに思えたので。しかしこの『白ゆき姫殺人事件』は『ゴーン・ガール』といくつかのテーマが共通していて、すごく現代的なことを扱っていました。それがエンターテイメント的にも最高に面白かったし、ラスト近くに原作にない綾野剛のあの場面を加えたというところに、この映画の正しい知性が表れていたと思います。美人とかチャラ男とかの造形が紋切り型との意見も目にしましたが、個人的には実際あんなもんだと思います。でもあの美人は多分整形だから性格悪いんだと思います。どうでもいいこと言ってしまいました。

 

4.ほとりの朔子(監督:深田晃司)◆
hotorinosakuko
二階堂ふみが普通の女の子を演じているのがもうなんか新鮮・・・。これ観て初めて青年団の公演観に行ってみました。やっぱり映画のほうが好きだなーとは思ったけど、でもかなり良かったです。平田オリザが演出するときぐらいはこれからも観に行きたい。って既にいくつか逃したけど。そういやももクロ主演、平田オリザ×本広克行の映画&舞台『幕が上がる』楽しみです!

 

3.愛の渦◆
ainouzu
本当に周到に練られた会話劇が見事でした。普通、たまにちょっとやり過ぎたり飛び出したりしてしまうものですが、これはそういうところが一切なくて、よくぞここまで・・・!と思いました。ラストも良かった。エロは決定的に不足してましたが。女性限定回とかあったなー、大げさだと思いましたよ・・・。そういや『シャンティ・デイズ』って良かったんですかね?予告編を観る限り、門脇麦ちゃんの無駄遣いに思えましたが。

 

2.FORMA(監督:坂本あゆみ)◆
forma
今年の衝撃No.1です。新人監督なのに、こんなに面白いなんて事件です。1位でも良いくらいなのですが、1位にしたものはちょっともう別枠みたいな感じなので・・・。重層的なテーマ、エンターテイメント性、作家性、全てが抜群で、とにかく衝撃的でした!

 

1.たまこラブストーリー(監督:山田尚子)
tamakolovestory
1位はこれです!もう、別枠です!アニメってこれまであまり観てこなかったのですが、騙されたと思って観に行ってみたら・・・素晴らしかった!ラストでダアアーッと涙が出て、帰りのエスカレーターでも一人泣きじゃくってました(三十路)。もう、たまこみたいな子に生まれ変わって人生やり直したいと思いました(三十路)。だってバトン部に所属して、ちょっと鈍くておっとりしてて、でも家に帰ると家業の餅屋をテキパキ手伝うなんて・・・そして幼馴染から告白されてテンパるなんて・・・!口と性格の悪い私には無縁のことばかりで、また別の意味でも泣きたくなってきましたよ。いやでも真面目な話、実写みたいな被写界深度の浅い画に驚きました。最近のアニメってこういう表現してるんだ。あー、鴨川行かなきゃ、鴨川!

 

他には、『百円の恋』とか『スイートプールサイド』とかも良かったですけどね。総括は・・・まあ、個人的には昨年並みでした。今年は良いのが多かった~!とか、今年は不作だった~!とか、特に無いです。でも今年は1、2位の良さが突きぬけてました。

あー、年賀状やらなきゃ、年賀状・・・

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