ザ・イースト

east

2014.2.8 シネマカリテ

『ザ・イースト』/ザル・バトマングリ/アメリカ/2013 ★★★★

この間の土日で偶然立て続けに2本、潜伏捜査ものを観たのですが、対比して観られるぐらい違うものでした。その1本目がこの『ザ・イースト』です。面白かった!

まずオープニングが凄いです。オープニングが良い映画はたいていそのあとも良くて、最低でも★三つ以上は行くと思ってるのですが、これもそんな感じでした。スリルと躍動感がフルボリュームながらもしっかり状況説明できていて完璧です。これは未体験の映画だ!という予感が満点のオープニングです。

『ザ・イースト』は、元FBIのバリバリのキャリアウーマンが自ら志願して反体制組織を監視する会社に採用され、環境破壊をする企業や組織に対して過激な制裁を加えている若者テロ集団「ザ・イースト」に潜伏する、という話です。ストーリーはけっこうありきたりで、目新しいものは特にないのですが、襲撃シーンや普段の潜伏生活は結構スリルがあるのでまず単純にエンターテイメントとして面白いです。あと、この集団はテレビなどで話題になりすぎると一時解散したりするので、ヒロインは潜伏しっぱなしではなく定期的に元の社会に帰って、また戻ってきて・・・を繰り返しているのが面白かったです。潜伏中に過ごすアジトは森の中のボロ家なので(メンバーもボロボロの格好をしている)、その空間と、潜伏から戻ったときに彼らのことを報告する無機質なオフィスとの対比がわかりやすくてメリハリがありました。映画なので、印象に残るのは森林や湖や美しい光が描かれたりする(そうでないときはまさにテロの最中だったりする)潜伏中の場面なのですが、それがだんだん幻想的に思えてきて「胡蝶の夢」みたいな気分になってきます。どちらが本当の自分かわからなくなりそうです。ヒロインは実際そうなってたのかも。でもそういう「自分とは」みたいな話では全然なく、あくまでも社会派サスペンスなので、そのへんはサッパリしてるのが良かったです。

あと、忘れてはいけないのが「ザ・イースト」主要メンバーを演じたエレン・ペイジ!相変わらず絶妙な可愛さでホレボレしました。役どころも良かった。

この監督の作品は初鑑賞でしたが、次が出たらまた観てみたいと思います。女優の趣味も良いし。

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